ウォーレン・バフェット(Warren Buffett)と言えば、米バークシャー・ハサウェイ社のCEOであり、アメリカで3番目の大富豪です。
バフェットの投資スタイルは、企業の優位性・成長性を、様々な角度から慎重に判断する、総合的なファンダメンタル投資と言えると思います。
彼は青年期には、ベンジャミン・グレアムに師事しており、バランスシートを手がかりに「単純な割安株への投資」を基礎として行なってきましたが、今では、企業のブランドや潜在的な価値も含めた、総合的で柔軟な投資方法へと変わってきているようです。
彼の人生をまとめたドキュメンタリー映画「ウォーレン・バフェット氏になる」はAmazon prime videoでとてもかなり安価に見ることが出来ますよ。

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この魅力的なドキュメンタリーは、世界で一番リッチな人物の一人であるにも関わらず、生まれ故郷のネブラスカ州オマハで質素で慎ましくさえある生活を送るウォーレン・バフェット氏の驚くべき人生・キャリア・信条を描く。
バフェット流をおさらい
バフェット流で重視されるポイントをざっくりとまとめてみます。
- 株主資本利益率(ROE)は十分か?
- その会社の競争力(独占的なビジネスか?確固たるブランドか?)
- 過去10年の売り上げと利益が右肩上がりで、今後もそれが維持できそうか
- 大規模な投資が必要なく、工場を持たないメーカーが良い
- 自社株買いは歓迎
- 経営者やその親族による持ち株は歓迎
- その企業の事業内容を把握すること
こんなところでしょうか。
米国株だから成功したのでは?
NYダウ平均はこの30年前で、約18倍まで向上しています。しかも、かなり綺麗な右肩上がりです。(ちなみに日経平均は2.5倍そこそこ)
確かに、米国株に投資していれば、誰でも簡単に儲かったように思えます。しかし、バフェット氏の資産推移は、50才台時の7億ドルから現在の750億ドルまで約100倍の増加をしています。
平均で見れば、日本株を長期で保有することは非常に難しいでしょう。しかし、成長性の高い銘柄を的確に選ぶことができれば、平均に関わらず、利益を出すことが出来きますし、成長株の有無には、米国 ・日本に関係はないはず。
そういった意味では、日本でバフェット流を貫くのは難しいが、不可能ではないといったところでしょうか。
「日本はもうダメ」とみんなが思うと本当になる
日本の経済の今後に対しては不安がいっぱいです。
- 人口減少
- アベノミクス失敗によるデフレ長期化
- 増税
しかし、伸び代が無いと国民全体が思い込むこと自体が問題なのかな、と思います。
経済学には、「予言の自己実現」という考え方があります。これは、「ある状況が起こりそうだと考えた人々の行為そのものによって、本当にその状況が起こってしまうこと」を言います。
日本は経済成長しないと思い込む→成長しない国には誰も投資しない→投資しないから生産性も上がらないし、イノベーションが起こらない→「ほらね、成長しないでしょ?」
日本がこんなサイクルから抜け出せれば、バフェット流が大成功する国になれるんじゃないでしょうか。
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